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2018/10/12|今月の精油は、「ベルガモット」

日の出は遅く日の入りは早くなり日照時間が短くなるこれからの季節はメランコリックな気分になりがちです。そんな時に精油は絶大な力を与えてくれます。ご紹介する今月の精油は、この季節におススメなベルガモットです。

秋のプチうつ気分な時に

ベルガモットは、イタリア原産のミカン科の柑橘類です。
果実は苦く食用には不向きですが、果皮は苦み走ったシトラス系の大人な香りがして、紅茶のアールグレイの香りづけに用いられることでも有名です。
ベルガモットの親戚筋として有名な精油は、マンダリンオレンジとビターオレンジ、ライム。いわれてみればそれぞれ程度の差はあっても、シトラス系の香りに潜むビターな香りが共通点ですね。

ベルガモットの精油は、柑橘系の精油の多くに含まれるリモネンの含有量が少なく、ラベンダーなどの精油に含まれる酢酸リナリルやリナロールといった鎮静作用を持つ成分を多く含みます。そのため、イライラや心が沈んだ時など、抑うつや不安な気持ち軽減したい特に用います。

肌に安心なF.C.F(フロクマリンフリー)

メドウズのベルガモット(F.C.F)のF.C.Fの意味はご存知ですか?
F.C.Fは即ちフロクマリンフリーの意味です。フロクマリンとは、植物に含まれる芳香成分の一種で、皮膚に塗布して紫外線を浴びると光過敏を起こし火傷様の症状を起こす場合があります。いわゆる光毒性と呼ばれるものです。ベルガモットには、このフロクマリンが含有されていますが、メドウズのベルガモットは、このフロクマリンが除去されています。この印が、F.C.F(フロクマリンフリー)です。
(*精油を、直接肌に塗布することは禁忌です。必ずキャリアオイルなどで希釈をしてから肌に塗布してくださいね。)

メドウズがおススメするベルガモットのブレンドレシピ

メドウズがこの時期おススメするベルガモットの使い方は、相性の良いネロリとゼラニウムの精油のブレンド。

ベルガモット2滴・ゼラニウム2滴・ネロリ1滴をディフューザーにドロップしてお部屋に芳香させます。
ベルガモットと同じ鎮静作用を持つネロリゼラニウムをプラスすることで相乗効果が発揮され心地よいリラックス環境を整えることができるでしょう。

寝室の枕元の横に、ブレンドしたオイルをティッシュに垂らして芳香させれば、落ち着いた気持ちで眠りへと導いてくれます。
お湯を張ったマグカップに滴下して芳香させてもいいでしょう。

寝室での芳香は、ディフューザーを利用してもいいのですが、なんとなく、枕元から香るやわらかな精油の香りが私は好きです。

今年はベルガモットの香りで秋のメンタルサポートはいかがですか?

メドウズオーガニックエッセンシャルオイル ベルガモット(F.C.F)

【学名】Citrus bergamia
【産地】イタリア(シチリア島)
【香りの特徴】ビターな大人の柑橘の香り

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この記事を書いた人

三木 尚美(みき・なおみ)

アロマライフスタイルプランナー。メドウズに携わって気づけば20年の時を経ていました。
仕事を続ける中で知識を重ね、暮らしの中で役立つちょっとおしゃれですぐに実践できるアロマテラピーの提案が得意です。
より手軽により役立てられるアロマテラピーをテーマにSNSを通じて発信しています。

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