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2019/04/11|今月の精油は、「ローズマリー」

桜前線も関東を過ぎ北へ北へと北上していますね。不安定だった天気もようやく春らしい暖かな日が続くようになりました。
街中では、嬉しさと緊張まじりの新入生や新社会人の姿を多く見かける夢膨らむ4月です。
そんな今回のメルマガは、緊張続きの毎日を元気に前向きに過ごす手助けをするローズマリーの精油についてお届けします。

古代ギリシャ時代から学生の記憶の象徴として用いられたローズマリー

アンチエイジングや記憶力を高めてくれるなどの作用から“若返りの精油”と呼ばれるローズマリー。料理にもよく使われるハーブ ローズマリーは、地中海沿岸原産の低木の常緑樹です。庭先で育てている家庭も多くみられ、春先のこの時期は、可憐な青い花を咲かせています。
古代ギリシャでは、記憶の象徴とされていて、学生がローズマリーの枝葉で作った花冠を頭にのせて勉強したといわれています。
主に針のような特徴的な葉を水蒸気蒸留によって得られる精油ですが、
メドウズでは、ローズマリーカンファーとローズマリーシネオールと2種類のローズマリーがあります。

・ローズマリーカンファー(学名 Rosmarinus officinalis)

ツンとしたシャープな香りのローズマリーマンファーは、ケトン類であるカンファー(ボルネオン)の含有率が高いことからローズマリーカンファー(ベルべノン)と呼ばれます。主な作用は、脳を活性化して集中力を高めたり、筋肉の疲労に働きかけ、肩こり腰痛などにも利用されます。但し、カンファーの属性であるケトン類は、刺激が強い為、使用量には注意が必要です。

・ローズマリーシネオール((学名 Rosmarinus officinalis)

ローズマリーカンファーよりも、香りがマイルドで使いやすいローズマリーシネオール。
芳香成分の1.8シネオールの含有率が高いことからローズマリーシネオールと呼ばれます。
1.8シネオールの特性から、吸器系のトラブルによく使われ、ティートリーやユーカリなどとブレンドすると風邪や花粉などのシーズントラブルの時期に最強のアロマとなります。
メンタル系にも有用で、なかなかやる気が起きず前向きになれないときに気持ちを後押ししてくれます。ローズマリーカンファーよりも作用がマイルドなので高齢者やお子様にも使いやすい精油です。勉強部屋に芳香させるのに最適です。

ローズマリーカンファーは確かに刺激性の高い精油ですが、その使用濃度と使い方を気を付ければ有効な精油です。特に筋肉系のトラブルの時には、キャリアオイルで希釈したローズマリーカンファーでマッサージをするとよいでしょう。

メドウズがおススメする春のやる気スィッチスプレー

ローズマリーのルームスプレー

【用意するもの】
・50mlスプレー瓶
・精製水 45ml
・ローズマリーシネオール 7滴 スィートオレンジ 6滴 ラベンダー真正 5滴
・無水エタノール  5ml

【作り方】
・スプレー瓶にアルコールとローズマリーカンファー・ラベンダー真正・スィートオレンジの精油を入れよく混ぜます。
・精製水を加え良く振ったら出来上がりです。

肩こりや腰痛など筋肉のトラブルに使いたい場合は、
ローズマリーやレモングラスなどの精油がブレンドされているマッスルスーズが手軽でおススメです。

【レシピ】
スィートアーモンドオイル30mlにマッスルスーズ6滴をブレンドして、使用してみてください。

気持ちのオンオフが難しいこの季節はアロマテラピーが大活躍します。
心を高揚させると同時に心を落ち着かせる作用を併せ持つ不思議な精油ローズマリー。
これが西洋薬では叶わないアロマテラピーの醍醐味です。
植物のパワーで心身共に健やかな毎日でいたいものですね。

メドウズオーガニックエッセンシャルオイル ローズマリーカンファー

【学名】Rosmarinus officinalis
【産地】マダガスカル
【香りの特徴】清々しいクリアなハーバルな香り

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メドウズオーガニックエッセンシャルオイル ローズマリーシネオール

【学名】Rosmarinus officinalis
【産地】モロッコ
【香りの特徴】すっとする爽やかでハーバルな香り
5ml 1,700円(税抜)
10ml 2,800円(税抜)

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この記事を書いた人

三木 尚美(みき・なおみ)

アロマライフスタイルプランナー。メドウズに携わって気づけば20年の時を経ていました。
仕事を続ける中で知識を重ね、暮らしの中で役立つちょっとおしゃれですぐに実践できるアロマテラピーの提案が得意です。
より手軽により役立てられるアロマテラピーをテーマにSNSを通じて発信しています。

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