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2021/04/08|今月の精油は、「レモン」
汗ばむような日もあって、春を通り越して初夏を感じるこの頃。
今年も、心からこの季節を楽しむことが難しい状況ですが、
一年の中で一番華やぐ季節を少しでも楽しみたいものですね。
ポカポカの陽気は、眠気を誘いなんとなくふわふわとした気持ちになりがちですが、
そんな今回の精油は、爽やかな香りで脳にバイタリティを与えてくれるレモンの精油についてです。
古代から食べ物の腐敗防止につかわれてきた殺菌力
インドが原産のレモンですが、
現在ではアメリカ、東南アジア、イタリア、ブラジルなど世界各地で栽培されています。
誰もが香りを連想できる柑橘系の代表のようなレモンですが、
その名前はアラビア語で‘柑橘系の果実’を意味するライムンが語源と言われています。
古代では、魚や肉の腐敗を防止するために使われていたとされますが、
今でもお弁当にレモンの輪切りが添えられるなど食中毒予防につかわれているのをよく目にします。
デトックス作用から身体の働きを正常に導く
約130もの芳香成分をもつレモンの精油ですが、特に浄化と解毒を得意とします。
体内の流れを促進して老廃物を排出することで身体の働きを正常に導いてくれます。
胃腸の働きも高めてくれるので、消化不良や食欲不振などにもおススメです。
脳に刺激を与えることで集中力を高める
爽やかなレモンの精油の香りは、脳に刺激を与え、思考を明瞭にしてくれます。
集中力や記憶力を高めてくれるので、会議や試験の場といった
職場や子供部屋での芳香浴は効果的です。
香りを嗅いだとたんにもたらされるリフレッシュ感
代表的なトップノートの精油のレモンは、香りを嗅いだ瞬間に人を元気にしてくれる即効性のある精油のひとつです。
まさに、気分転換をしたいときにすぐ結果を出してくれる無くてはならない精油と言えます。
お部屋のデオドラント対策にも
抗菌作用に優れているレモンはお部屋の空気を清浄化したい時の芳香浴にも役立ちます。
急な来客などで、お部屋の臭いをすぐにリフレッシュしたい時は、
レモンの即効性が威力を発揮し、瞬時にお部屋のデオドラントが叶います。
即効性抜群のリフレッシュバーム
行き詰った時やリフレッシュしたい時にリフレッシュバームを用意しておくととても便利です。
Let’s try❕
【用意するもの】レモン精油1滴、ローズマリーカンファー精油1滴、ペパーミント精油 1滴、ミツロウ 3g、スィートアーモンドオイル 15ml
【作り方】
1 ビーカーなど耐熱容器にミツロウとスィートアーモンドオイルを入れ湯煎にかけて溶かす
2 容器に流し入れる
3 容器のふちにあたる部分が固まり始めたら、レモン・ローズマリーカンファー・ペパーミントの精油を加え、竹串などでよく混ぜる。
4 蓋をする
アロマテラピーの素晴らしさの一つは、植物の香りにふれるだけで、気持ちのスィッチをすぐに切り替えられる事だと思います。シーン別に自分をサポートしてくれる香りを見つけておくと心強いですね。