地元のお客様とオリジナルブレンドオイルの打ち合わせをしました

弊社から車で約30分のところにある、お取引先。インドネシアのバリ島に伝わる健康法に由来するトリートメントが主で、地元だけでなく栃木県那須町にある会員制リゾートホテルのアロマトリートメントも担当されています。このたび、那須のお店がオープンから15周年を迎え、その記念にメドウズの精油を使ったオリジナルのジャンプーやコンディショナー、ボディーソープなどを作りたいというご相談を頂きました。

今回、メドウズではお客様のシャンプー等に使用する精油のブレンドを担当することになりました。
ブレンドにあたり、お客様からお願いをされた要望はこの2点で、

• 那須の清涼感、グリーンを感じられること
• バリ島の南国的な香りがすること

高原と南国という少し系統が違う2種類の香りでブレンドオイルを作ることになりました。

シャンプーやボディーソープに使われる精油のため、皮膚刺激があるものは避けなければなりません。また、化粧品原料としてすでに登録がなされているものでなければなりません。また、お客様から頂いたおおよその予算に合わせて、最大限お客様のご要望に近いブレンドを考えるのは難しく、まずはムエットに精油をしみこませてから香りの強弱を確かめ、徐々にブレンド内容を固めていきます。

「南国＝レモングラス」、「グリーン＝葉」ではなく、わざわざ私たちにご用命を頂いたからには独創性のある香りのご提案をしたいと考えています。今回はスパイスのナツメグとベチバーを使って8種類の精油を使ったブレンドオイルをご提案しました。

こちらのお取引先以外にも、最近地元では「サロンを開業するので精油をホームコレクションで揃えたい」や「老人介護施設にアロマハンドミストを提案したい」といったご相談を頂きます。これまで、イギリスから来る商品を販売するのに地元色を出していくのはどうかなと思っていたのですが、地元カラーを出していくと、意外にも思わぬところから地元のお客様が反応してくれました。それは、知り合いの紹介だったり、やはり地元の会社は安心できるから（相談しやすいから）等理由は様々。やはり地元に育てて頂いている企業なんだと改めて思いました。

地元のお取引先様のシャンプーは、あと数回打ち合わせを重ねて10月には発売になる予定です。発売が楽しみです。